試験目線で、屋外広告物法を解説(前編)

コラム

 今回は、屋外広告士試験のA分野「関係法規」で出題される「屋外広告物法」とは、どういったものなのかを、簡単に解説してみようと思います。

屋外広告物法は、以下のような項目に別れています。

1.目的
2.定義
3.屋外広告物等の制限
4.監督
5.屋外広告業の登録等
6.登録試験機関
7.雑則
8.罰則
9.附則


では、それぞれがどのようなものなのか、見ていくことにします。

1.目的

 屋外広告物法の目的は、おおまかには2つです。

1つ目は、良好な景観の形成及び風致の維持、2つ目は公衆に対する危害の防止です。

 つまり簡単にいうと、屋外広告物法の目的は、屋外広告物が景観に調和し美しく、安全に保たれるように、必要な規制をすることです。

2.定義

 ここで、屋外広告物法は、「屋外広告物」と「屋外広告業」の定義をしています。この定義内で「屋外広告物」とは、常時又は一定の期間継続して屋外公衆に表示されるものとされています。
この「屋外」でというところがポイントで、車やショーウィンドウの内側から表示されたものは「屋内」であるので含まれないといったところが、過去の試験ではよく出題されています。

3.屋外広告物等の制限

 この項目では主に3つの制限について書かれています。

  •  掲出できる地域
  •  掲出できる物件
  •  表示できる内容

 特に、掲出できる地域については、都市計画法に絡めた出題がよくされています。都市計画法の専用地域と掲出可能地域の関係は、また別項目で解説することとします。

4.監督

 ここでは、屋外広告物法の違反に対してどのような措置をとるかについて書かれています。措置の内容としては、

  •  景観や安全の為の措置を命ずる
  •  管理者が分からない物件を除却する
  •  行政代執行
  •  はり紙や立て看板などの簡易除却

 などがあります。

 特に簡易除却についての問題がよく出題されていますので、どのような場合に簡易除却できるのかをよく理解しておいたほうが良いと思います。

後半へ

ここまで、屋外広告物法の解説(前半)でした。続きは後半で解説致します。

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