看板広告をデザインする際に気をつけたいポイントとは

コラム

 広告デザインといえば、代表的なものは、チラシなどの紙媒体や、最近ではWEB広告などが代表的なものでしょう。今回は、これら媒体のデザインと比べて、看板広告をデザインする際のポイントを説明していきます。

情報を詰め込みすぎない

 手にとってじっくり見る事の出来るチラシや、WEB媒体と違い、看板広告は、車に乗って通過する際に見るといった、視認時間が限られた媒体となります。また媒体まで一定の距離がある場合がほとんどです。人間の目は一か所に滞留することが苦手で、一か所に留まるのは0.3秒程度と言われているそうです。そのため、表示する情報量はなるべく減らし、伝えたい情報だけを瞬時に認識出来るようなデザインを心がけたほうが良いでしょう。

文字の大きさを意識する

 看板デザインでもう一つ大事なポイントとなるのが、文字の大きさです。先ほどと同じく、移動する車内から見ることの多い看板広告は、あまりに小さい文字だと認識が困難となり、必要な情報が伝わらないことになります。走行速度40km、距離80mの条件で認識出来る文字の大きさは、せいぜい文字高20cm程度が限度といったところのようです。看板広告をデザインする際は、少なくとも文字高30cm以上の文字を意識する、20cm程度の文字は、交差点などで停車した際に見える程度だと考えておいたほうが良いと思います。また、難解な漢字は、ひらがなに置き換えるなど、文字を読みやすくする工夫も意識しましょう。

周囲の環境を考慮した配色をする

 看板デザインにおける配色は、周囲の環境とのバランスが非常に大切になってきます。例えば、看板の後方に空が開けているようなシチュエーションや、緑が広がるシチュエーションでは、あまりに自然環境に近い色をデザインのメインカラーにもってきても、看板が風景に溶け込んでしまうでしょう。ただし、正反対のビビッドな色を全面に押し出すと、看板の派手さだけが際立ち、広告としてかえってマイナスのイメージを与えてしまうことがあるかもしれません。周囲の自然環境にも配慮しながら、バランスを大切にデザインを考える必要があります。

シンプルで伝わりやすいデザインを

 看板広告をデザインするときは、何かと欲張ってしまいがちで、派手で目立つように、また、たくさんの情報を伝えたい思いが先行してしまい、シンプルさが見落とされがちです。ここで、思い出したいのは、看板広告は広告のひとつの媒体であり、他にも広告媒体はあるということです。それらの媒体を組み合わせれば、看板はシンプルで伝わりやすいデザインで十分に効果を発揮することが出来ると考えます。また、広告対象の詳しい情報は、ホームページに誘導する方法で、補うことも出来るので、様々な媒体をリンクさせるようなデザインを意識するのも大切な方法です。

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