
毎月の広告費、「消えるお金」になっていませんか?
「効いてるかどうか、よくわからない」の正体
広告を出しているのに手応えがない、という話はよく聞きます。そういう場合の多くは、「何のために出すか」が決まらないまま予算が動いている、というケースです。
ただ、目的の設定はそれはそれで別の話です。今回は、目的の話を一旦置いておいたとして、それでも知っておいた方がいい話をしようと思います。
同じ金額を使うなら、消えにくい使い方をした方がいい。
これだけです。
広告の目標設定についてはこちらの記事をどうぞ
使い続けないと消える広告と、積み上がる広告
広告を大きく2種類に分けることができます。
フロー型:使い続ける間だけ効果がある。止めれば即座に消える。
ストック型:積み上げるほど資産になる。止めても効果が残る。
広告メディア | 種別 | 月額目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
Google・SNS広告 | フロー型 | 3〜10万円 | 検討層に届く。出稿停止で即消滅 |
チラシ・折込 | フロー型 | 3〜5万円 | 即効性あり。配布した瞬間で終わり |
交通広告(バス・電車) | フロー型 | 10〜30万円 | リーチは広いが高コスト |
野立て看板 | ストック型 | 1〜3万円/月 | 長期掲出で単価が下がり続ける |
ブログ・SEO | ストック型 | 制作費のみ | 検索資産として蓄積。時間がかかる |
フロー型は「今すぐ届けたい」ときに有効です。SNS広告もGoogle広告も、今日出稿して今日からリーチできます。ただし、止めた瞬間に効果はゼロに戻ります。
出し続けるほど、1人に届くコストが下がる
野立て看板の月額掲出費は、物件にもよりますが1〜3万円程度が一般的な目安です。SNS広告1ヶ月分と大差ない金額です。
ただし、SNS広告と決定的に違うのは「同じ人が繰り返し見る」という点です。
タイムラインに流れたSNS広告は、スクロールされたらそれで終わりです。一方、通勤路に立っている看板は、毎朝同じ人が目にします。1ヶ月で30回、1年で365回。広告費は変わらないのに、接触回数は積み上がり続けます。
繰り返し見ることで名前が記憶に残る。「そういえばあの看板の会社に頼んでみようか」という判断は、1回見ただけでは生まれません。長期間掲出するほど、同じコストに対して得られる認知効果は大きくなっていきます。
屋外広告をご検討の方は弊社の物件もご覧頂けます
「すぐ効かせたい」と「じわじわ積み上げたい」を分けて考える
どちらが優れているかではありません。目的と時間軸が違うだけです。
急いで集客したい、キャンペーンがある、そういう場面ではフロー型が向いています。地域に名前を覚えてもらいたい、長期的に問い合わせが来る仕組みを作りたい、という場合はストック型が効いてきます。
月5〜10万円の広告費があるなら、野立て看板で認知を積み上げながらGoogle広告で検討層をキャッチする、という組み合わせが費用対効果として機能しやすい構成です。
「広告が効かない」と感じているとき、メディアを変える前に一度、今の予算がフロー型に偏っていないかを確認してみるといいかもしれません。
各メディアの具体的な組み合わせ方や、業種ごとの使い分けについては、別の記事でまた取り上げていく予定です。
広告費の捉え方についてのこちらの記事もどうぞ


