
広告効果を最大化!事業内容にあった広告目標を考えよう!
「広告を出しているのに問い合わせが来ない」の本当の原因
Google広告を出しているのに問い合わせが増えない。屋外広告を設置したのに来店につながらない。こういった悩みを持つ企業は少なくありません。
多くの場合、原因は「広告の出し方が悪い」のではなく、目標設定とコンバージョン設定がずれていることにあります。広告の手前の話が整っていないまま出稿しても、空回りするだけです。
そもそも「コンバージョン」とは何か
コンバージョン(CV)とは、広告やサイトを通じて達成したい「成果」のことです。
よく使われるコンバージョンの例を挙げると、
お問い合わせフォームの送信
電話番号のタップ
資料請求・見積もり依頼
来店予約・LINE追加
商品の購入
といったものがあります。
ここで重要なのは、コンバージョンは事業内容によって異なるという点です。ECサイトなら「購入」が最終ゴールですが、屋外広告や看板制作のような受注型ビジネスでは「問い合わせ」や「電話」がゴールになります。
ずれやすいパターン①:コンバージョンを設定していない
Google広告を出しているのに、GA4やGoogle広告管理画面でコンバージョンを設定していないケースは意外と多いです。
この状態では、広告がどれだけ成果につながったかが計測できません。クリック数や表示回数は見えても、「その先どうなったか」がわからないため、改善の手がかりが得られません。
まず「何をコンバージョンとして計測するか」を決め、GA4とGoogle広告を連携させてトラッキングを設定することが出発点です。
ずれやすいパターン②:コンバージョンの設定が事業と合っていない
設定はしているけれど、内容が事業の実態と合っていないケースもあります。
たとえば、問い合わせが月に数件しか来ない事業なのに「ページ閲覧」をコンバージョンとして設定していると、数字は大きく見えても実際の成果とは乖離します。逆に、成果につながる行動(電話タップ、フォーム送信)を計測していないと、広告の貢献度が正しく評価できません。
コンバージョンは「実際にビジネスの成果につながる行動」に絞るのが基本です。
ずれやすいパターン③:目標が「広告の目標」になっている
Google広告の自動入札機能は、設定したコンバージョンを最大化する方向で動きます。つまり、コンバージョンの設定が間違っていると、広告がその間違った目標に向かって最適化されてしまいます。
「クリックを増やしたい」という目標でクリック最大化入札を設定した場合、クリック数は増えますが問い合わせにつながらないユーザーを集めてしまうことがあります。
目標は「広告の指標」ではなく「事業の成果」に紐づけて設定することが重要です。
屋外広告の場合の目標設定
屋外広告は、デジタル広告と異なりクリックや直接的な計測が難しいメディアです。そのため、目標設定の考え方も少し変わります。
屋外広告の目標として設定しやすいのは、
掲出エリアからの問い合わせ件数の変化
電話番号の問い合わせ増加(通話計測ツールを使う方法もある)
店舗への来客数の変化
WEB広告との組み合わせによる相乗効果(屋外広告でブランド認知 → WEB検索 → 問い合わせ)
といった指標です。
「看板を出したら終わり」ではなく、出稿前後で何が変わったかを追う視点を持つことで、次の広告判断に活かせます。
コンバージョン設定を整えると何が変わるか
コンバージョンを正しく設定すると、次のようなことが見えてきます。
どのキーワード・広告文から問い合わせが来ているか
問い合わせに至ったユーザーはどのページを経由したか
時間帯・デバイス別に成果が出やすい条件はどこか
費用対効果が低い出稿先はどこか
これらが把握できると、「どこを改善すれば成果が上がるか」が具体的に見えてきます。感覚ではなくデータで判断できるようになるのが、コンバージョン設定を整える最大のメリットです。
まとめ:広告の前に「何を成果とするか」を決める
広告を出す前に確認しておきたいことを整理すると、
自社の事業にとってのコンバージョンは何か(問い合わせ・電話・来店など)
GA4やGoogle広告でそのコンバージョンを計測できているか
広告の入札目標がその成果に向いているか
屋外広告の場合、出稿前後の変化を追う指標を持っているか
この4点が整っていない状態で広告費を投じても、空回りしやすくなります。
「なんとなく出している」状態から抜け出すための第一歩は、コンバージョン設定の見直しです。難しそうに見えますが、「自社にとっての成果は何か」という問いに答えることから始まります。
広告の目標設定やコンバージョン計測の見直しについて、「何から手をつければいいかわからない」という場合はお気軽にご相談ください。現状のヒアリングから一緒に整理していきます。


