
野立て看板とは ― 道路沿いに立つ看板の基本と、出稿前に知っておきたいこと
道路を走っていると、交差点や幹線道路沿いに単独で立っている看板を目にして頂くと思います。電柱や建物に取り付けられているものではなく、地面から自立して設置された大型の看板です。これが「野立て看板」です。弊社では屋外広告用の「野立て看板」枠を多数管理しております。このコラムでは、看板広告を検討されているお客様からよくいただく質問をもとに、野立て看板の基本的な仕組みと、出稿前に確認しておきたいポイントをまとめて書いていきます。
野立て看板の構造
野立て看板は大きく分けて、支柱・看板面・仕上げの3つで構成されています。
支柱は鉄骨製が基本です。地面に固定し、その上に看板面を取り付けるアングル(金属フレーム)が組まれます。支柱の高さは設置場所や視認性の要件によって変わりますが、道路からしっかり見える高さに設計します。

看板面には木枠+アルミ複合板、またはアルミフレーム+アルミ複合板が使われます。アルミ複合板は軽量で耐候性に優れており、屋外看板の面材として広く使われています。木枠とアルミフレームのどちらを選ぶかは、コストや設置環境によって変わります。
仕上げはカッティングシートとインクジェット出力シートの2種類が主流です。カッティングシートは色付きのシートをフォントや図形の形にプロッターで切り出して貼る方法で、色数が少なくシンプルなデザインに向いています。インクジェット出力シートは印刷メディアにフルカラーで出力したもので、写真や複雑なグラフィックにも対応できます。屋外用のインクジェット出力シートは表面にラミネート加工を施して耐久性を上げるのが一般的です。
どのような場所に設置されている?
野立て看板が効果を発揮するのは、大前提として同じ人が繰り返し通る場所であることが条件です。毎日の通勤・通学・買い物で使う道路沿いに看板があれば、意識しなくても目に入り続けます。
当社が管理・設置している物件は、市街地の幹線道路沿いや交差点付近が中心です。交差点は信号待ちで自然と視線が向く場所のため、看板を見てもらいやすい環境です。
「うちの商圏に合う場所があるか」という疑問は、ご相談の際にエリア別の空き状況とあわせてご案内しています。また、下記の広告物件紹介ページからも広告枠を検索して頂けます。
どのような業種に向いているか
野立て看板は幅広い業種に対応できます。当社でお取り扱いいただいている業種を挙げると、クリニックや整体院などの医療・健康系、工務店や建設業者、飲食店、自動車販売・修理店などが多い傾向にあります。もちろん他にも様々な業種の方にご利用頂いております。その中で、共通するのは「地域の人に存在を知ってもらいたい」という目的です。テレビやWeb広告のように広範囲にリーチする必要はなく、特定のエリアに住んでいる・働いている人に繰り返し届ければよい業種でより効果を発揮するのではないかと思います。
耐久年数とメンテナンス
仕上げ素材の耐久年数の目安は、カッティングシートで8年〜10年程度、インクジェット出力シートが5年程度です。ラミネートの種類や設置環境によって変わりますが、これを基準に素材を選んでいただいています。

ただし、看板全体でみると、長期の設置においては、枠の経年劣化などが生じてきます。長期間の設置を前提にする場合は、より耐久性のあるアルミフレームでの看板制作をご案内しております。
メンテナンスとしては、仕上げ面の退色や剥がれが見られた時期に板面を貼り替えるケースが多いです。支柱や構造部分は適切に施工されていれば長く使えるため、板面の更新だけで看板を継続して活用できます。「以前立てた看板の板面だけ新しくしたい」というご相談にも対応しています。
野立て看板出稿の流れ
野立て看板の出稿には、大きく2つのパターンがあります。
ひとつは空き媒体への出稿です。当社が管理している物件の中から、希望エリアや視認性の条件に合う場所を選んで掲出して頂きます。土地の確保や支柱の設置は不要で、デザインを決めて板面を制作すればご掲出頂けます。
もうひとつは新規設置です。ご自身の土地や、地主様との借地交渉が整った場所に、支柱から新たに設置します。設置場所の条件調査から設計・施工まで対応しています。
どちらの場合も、まずはご希望のエリアと目的をお知らせいただければ、具体的なご提案ができます。
ご不明な弊社フォームなどをご活用頂き、お気軽にご相談頂ければと思います。


